どんなに建物(たてもの)をじょうぶにしても、タンスや食器棚(しょっきだな)などがたおれてきたり、テレビや電子(でんし)レンジがとんでくることもあるんだ。ガラスが割(わ)れてケガをすることもあるよ。たおれそうな家具(かぐ)はしっかり止(と)めて、家族(かぞく)からケガ人(にん)を出(だ)さないよう、みんなで心(こころ)がけよう。
家(いえ)の外(そと)にはどんな危険(きけん)があるだろうか?ブロックのへいや大(おお)きな看板(かんばん)があるところは地震(じしん)で逃(に)げるときに上(うえ)から落(お)ちてきて危険(きけん)だね。大雨(おおあめ)のときに水(みず)があふれそうな用水路(ようすいろ)や土砂崩(どしゃくず)れしそうなところはないかな?放火(ほうか)されそうな暗(くら)い場所(ばしょ)や燃(も)えやすいものが家(いえ)のまわりにあったら片付(かたづ)けておこう。
災害(さいがい)が発生(はっせい)すると電気(でんき)やガス、水道(すいどう)が使(つか)えなくなることがあるんだ。生活(せいかつ)に必要(ひつよう)なものはそろえて置(お)いておく場所(ばしょ)も決(き)めておこう。飲(の)み水(みず)と食(た)べ物(もの)は3日分(かぶん)くらい用意(ようい)しておこうね。賞味期限(しょうみきげん)や電池(でんち)がきれていないかもチェックしておこう。
地震(じしん)が起(お)こるとドアがゆがんで外(そと)に出(で)られなくなるかもしれない。ゆれがおさまったら、窓(まど)やドアを開(あ)けて出口(でぐち)を確保(かくほ)しよう。ガラスや食器(しょっき)が割(わ)れているかもしれない。ふんで足(あし)をケガしないように、スリッパやくつをはいておこう。
せまい道(みち)やへいのそばはブロックべいが倒(たお)れたり、窓(まど)ガラスや看板(かんばん)が落(お)ちてくるから危険(きけん)だよ。近(ちか)づかないようにしよう。かばんなどで頭(あたま)を守(まも)って安全(あんぜん)な建物(たてもの)に入(はい)るか、広(ひろ)い場所(ばしょ)へ逃(に)げよう。
非常口(ひじょうぐち)にみんなが殺到(さっとう)すると押(お)されて危険(きけん)だよ。係(かかり)の人(ひと)の指示(しじ)を聞(き)いておちついて行動(こうどう)しよう。ショーウィンドウや照明器具(しょうめいきぐ)は割(わ)れて落(お)ちてくるし、ショーケースや大(おお)きくて重(おも)たいものが倒(たお)れてくることもある。危険(きけん)なものからは離(はな)れよう。電車(でんしゃ)の中(なか)では倒(たお)れないように手(て)すりにしっかりつかまろう。
急(きゅう)ブレーキはかけないで、ゆっくりと速度(そくど)をおとして道路(どうろ)の左側(ひだりがわ)にとめる。カーラジオを聞(き)いて正(ただ)しい情報(じょうほう)を手(て)にいれよう。外(そと)に逃(に)げる時(とき)は、ドアはロックしないで鍵(かぎ)はつけたままにしておこう。これはレスキュー隊(たい)の人(ひと)が車(くるま)を移動(いどう)できるようにするためだよ。
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