地面(じめん)のはじっこが、海(うみ)のプレートの動(うご)きによってひきずりこまれてゆがむんだ。
ゆがみがいっぱいになると、地面(じめん)のはじがもとにもどろうとしてはねかえしたり、海(うみ)の水(みず)を押(お)し上(あ)げるんだ。
押(お)し上(あ)げられた海(うみ)の水(みず)はあちこちに広(ひろ)がるんだ。その広(ひろ)がり方(かた)は海(うみ)が深(ふか)いと横(よこ)に速(はや)く進(すす)み、海(うみ)が浅(あさ)いと高(たか)くゆっくり進(すす)むんだ。
火山活動(かざんかつどう)が活発(かっぱつ)になり、危険(きけん)な状態(じょうたい)になると、地域(ちいき)の役場(やくば)や消防署(しょうぼうしょ)、警察署(けいさつしょ)などから避難(ひなん)の指示(しじ)がでるんだ。それにしたがって行動(こうどう)しよう。温泉(おんせん)や登山(とざん)に行(い)った時(とき)は火山(かざん)ガスにも注意(ちゅうい)しよう。ガスは空気(くうき)より重(おも)いんだ。谷(たに)やくぼ地(ち)に鳥(とり)や小動物(しょうどうぶつ)が死(し)んでいたり、植物(しょくぶつ)がかれていたら近(ちか)づかないようにしよう。
洪水(こうずい)は、川(かわ)の水(みず)が堤防(ていぼう)を越(こ)えてあふれだす場合(ばあい)や、街中(まちなか)でも大雨(おおあめ)が地表(ちひょう)にあふれだす場合(ばあい)があるよ。川(かわ)が氾濫(はんらん)した場合(ばあい)は、すさまじい勢(いきお)いで水(みず)が押(お)し寄(よ)せてくるし、平坦(へいたん)な場所(ばしょ)でも、濁流(だくりゅう)が道路(どうろ)の上(うえ)を流(なが)れてくることがあるよ。テレビやラジオ、地域(ちいき)の役場(やくば)や消防署(しょうぼうしょ)、警察署(けいさつしょ)からの指示(しじ)を聞(き)いて、氾濫(はんらん)する前(まえ)に早(はや)めに避難(ひなん)しよう。逃(に)げ遅(おく)れた場合(ばあい)は、自宅(じたく)や近所(きんじょ)の高(たか)い場所(ばしょ)に避難(ひなん)して、救助(きゅうじょ)を待(ま)とう。
落雷(らくらい)で家電製品(かでんせいひん)が壊(こわ)れることもあるよ。テレビやパソコンなどのプラグはぬいておこう。照明(しょうめい)や家電製品(かでんせいひん)からは1メートル以上(いじょう)はなれて部屋(へや)の真(ま)ん中(なか)で雷(かみなり)がすぎるのを待(ま)とう。
ゴロゴロなりだしたら建物(たてもの)の中(なか)に避難(ひなん)しよう。電流(でんりゅう)はものの表面(ひょうめん)を流(なが)れやすいんだ。だから建物(たてもの)の軒先(のきさき)での雨宿(あまやど)りは危険(きけん)だよ。電気(でんき)を通(とお)すカーボンファイバー製(せい)のテニスラケットや釣(つ)り竿(ざお)、金属(きんぞく)のものを持(も)っていたり身(み)につけていたら手放(てばな)して逃(に)げよう。高(たか)い木(き)の下(した)はとても危険(きけん)だ。枝先(えださき)や葉(は)からも2メートル以上(いじょう)はなれよう。自動車(じどうしゃ)やバス、飛行機(ひこうき)はじょうぶな金属(きんぞく)で出来(でき)ているから安心(あんしん)だよ。
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